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「掛軸 龝月明」
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掛軸 龝月明

龝月明

掛軸画家 龝月明は、1929年に和歌山県に生まれ愛媛県で育ちました。龝月明の作品の多くは観音や菩薩像、野仏などの仏画が多くあり、その他にも身近に存在しているような花や動物、挿し花などです。日本画らしい素朴なモチーフを題材に、水墨の濃淡を活かした独特の世界観を表現しており、美術界からの評価も非常に高い画家のひとりとしても有名です。龝月明は、画家を目指して1950年に京都市立美術専門学校に進学しています。当時、まだ日本画だけではなく洋画も一緒に勉強しており、絵画の技術を縛られることなく吸収していきます。そして、同校を卒業すり間近に、中国・清時代の画家である「金冬心」の画集に深い感銘を受け、将来の礎となる水墨画の勉強に一心不乱に取り組みます。その後、徐々に実力を身につけていく龝月明は、ついに1989年に「龝月明水墨画集」を刊行し、高い評価を獲得しました。龝月明を語る上で外せないのが、その活動スタイルです。通常、画家であれば様々な組織や団体に所属しているのですが、同氏は全く群れるというスタイルを取りません。ただただ、自分の信じている芸術を追求するがの如く、ひたすらに作品を作り続けています。彼の代表作の中に「野の佛」があります。龝月明が得意としている、野仏を描いた作品なのですが、水墨画らしい淡く芳醇な雰囲気の濃淡が、味わい深く描かれている、素晴らしい作品です。孤高の画家と称される龝月明ですが、こういった、作品を目の当たりにすると、心穏やかに、一切の煩悩を捨て去る、禅の道をも感じることすらできるのです。さて、龝月明ですが様々な場所で展覧会なども積極的に行っており、まだまだ現役として、日本画界をリードし続けています。現在では、“平凡なものに無限の味を覚えるようになった。”と、対象物への深みを自らの世界で作り上げることができるようになったと語っています。龝月明は、中国の水墨画を、日本的な地味溢れる優しさと強さで描き続ける、貴重な存在の画家なのです。

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